脈絡なくしゃべる59 質素と贅沢は紙一重

この間、ヒルナンデスで焼肉きんぐの特集をやっていました。たったの2千円から3千円で、色んなお肉が食べ放題!とかなんとか。お客さんはみんな、お得ぅー!とか、お値打ちー!とか言ってましたけど、僕はまったくそんな事思いませんでしたね!

だって、よく考えてください。確かにお値打ちなんでしょうけど、1人何千円と取られるのは変わりない事実なんです!焼肉としたらお値打ちかもしんないけど、たかが平日のランチ一食で、2、3千円飛んでいくのよ!!ちょっと贅沢じゃないですかーっ!?

(深呼吸)

家族で来てるお客さんなら、別にいいと思うんです。一家団欒の時間になるし、ランチ代としての出費以上にプラスアルファの効果はあるでしょう。でも、ただ友達とおしゃべりしたいだけで、ふらりと来てた主婦の方々!あなた達それ、他のお店ではいけなかったのですかーっ、と。多分あの人達は、あれが家計にボディーブローのようなダメージを入れていると、気付きもしないんでしょうね。いくらお値打ちと言っても、焼肉を食うにはやはりそれなりの犠牲を払わなければいけないと言う事ですね。

ちなみに僕は焼肉屋には基本行きません。僕が焼肉で一番好きなのは、豚の心臓です。それさえあれば、タンもカルビも要りません。なので焼肉を食べたい時は、半卸売りのスーパーへ行って、数百円で心臓を買って、家で食べます。すると、お腹いっぱい食べても、一食で300円も掛かりません。どーですか!最強じゃないですか!焼肉を食べたいだけ食べて300円です!これはもう、どこの焼肉屋よりもぶっちぎりで安いです。そしてこれは別に品目を我慢してるわけでもなんでもなく、僕にとってはベストな焼肉です。

世の中、タンやカルビをあれこれ食べないと、焼肉として成立させられない人ばかりです。僕はそんな舌しか持ち合わせない人らを、いつも鼻で笑っております。