脈絡なくしゃべる62 避難所にてもし

例えば災害が起きて、近くの避難所へ避難しているとします。そこでは、各家庭が、準備していたものを持ち込んでいたり、何も準備してなくて手ぶらだったりします。復旧の目処が立たず、避難生活は3日目になりました。食料の配給が滞っていて、飲まず食わずではもう限界です。そんな時、突然隣の人が「すみません。少し食料を分けてもらってもいいですか?」と聞いてきました。さて、この場合あなたならどーしますかっっ!?

んー、正直言えば、こっちだってギリギリなの。お前にやる分はねー、死ね!って思っちゃいますよね。内心は。でも一応丁寧に、「こっちもギリギリですし、みんなお腹を空かせてるので。はい、、ちょっと分けてあげられる分は無いんです。。すみません。」って感じで、申し訳なさそうに断りますよね。子供を連れていれば、子供に食べさせてあげたいので!!って言えば、いい口実になります。色んな断り方があるでしょう。でも、よく考えてください。みんながお腹を空かせているのは、聞いてる本人も分かっている事です。それなのに尋ねてきたって事は、その人はマジでもう限界かもしれないんです。もしかしたら避難してくる1日前から何も食べてなくて、彼の飲まず食わずは4日目かもしれないんです。そういう事情とかよく分かんないまま、ただ自分の食料が減るからヤだ。だから渡さない!という答えの出し方は、して欲しくないんですね。これは何事に於いてもそうです。なにかうわぁ~ってなるような事が起きても、まずは一旦事態を受け止めて、吟味して、それから自分なりに答えを出せばいいのです。このケースで考えると、まずは彼が持ってきた食料とかを聞いて、もし全く水も飲んでないっていうなら、水分くらいは分けてあげてもいいかもですよね!水分を分けるのも惜しい、、と思っても、まったく水を飲んでいない人がいるなら、そこはやっぱり分けてあげなくちゃいけないなと僕は思います。そうやって、一旦落ち着いて状況を整理したら、最初は死んでほしかった彼とも、歩み寄ることができました。実際に水を分けるかどうか、それはあなたが決めたらいいです。それは自由です。でも僕は、出来るなら、分けてあげられる人間でありたいなと思うのです。

 

ただし、そいつがちゃんと食料持ってきてたのに、初日からバクバク食い散らかして3日目になってお腹空いたよ〜っていうのなら、話は別だ。おもむろに鼻の穴に指を突っ込んで、一本背負いをかませ。倒れたところにすかさず、おならブーーだ。