脈絡なくしゃべる64 正しい物への当たり方

ムカついた時、物に当たる人っているじゃないですか。あの物に当たる行為っていうのは、そもそもどういう意味があるのかなーって、ふと思ったんですよね。例えば、ムカついて、机をバコーン!と蹴飛ばしたとします。この時、蹴るという行為自体と、机にダメージを与えるという2つの要素がありますよね。多分このダブルの要素でスカッとすると思うんです。でもこれって、一体どっちの要素の方が大きいんでしょうか。力いっぱい蹴ったけど、机がめちゃ頑丈で、1ミリも動かなくて、音もめちゃ小さかったら。なんかスカッとしないですよね。では逆に、全然力入れてないのに、机が壁を突き抜けてぶっ飛んで爆散したらどうでしょう。めーーーっちゃ気持ちいいですねーーー!うむ、というわけで、スカッとする要因は、蹴る事よりも、蹴ったものがどうなるのかに多分にあるみたいです。でも一応、蹴りの方もまったく意味が無いわけではないです。ちょこんと蹴って爆散するより、思いっきし蹴って爆散した方がなんかスカッとしますもんね。ボウリングと同じようなもんです。あれって、よく考えると球を転がしてピンを倒すだけのクソゲーですよね。でもなぜか面白いのは、ボウリングの球が重たいからだと思うんです。普通あんな重たい物を投げたら、絶対やばいですよね。すごい破壊力が生まれます。で、そのやばいパワーが、でかい音立ててピンをクラッシュ!爽快です!つまるところ、めちゃ力込めたやつがめちゃデカい音立てて、すごい事になる!こういう事ですねー。

というわけで、物に当たる時は、机より、もっと派手に壊れる物の方がいいみたいです。仕事でムカついた時などは、みなさんぜひ机を蹴るのではなく、むしろ机を持って、ぶん投げて窓ガラスを割るくらいしたらいいと思います。そしたらきっとめちゃスカッとするし、多分クビになるので、さらにスカッとします。さらに倍!倍率ドン!です!イェーァ!